
木の力
木にはさまざまな効用があります。
植物が発散するフィトンチッドには、木の種類によって私たちに心地よさをもたらしてくれるさまざまな効果があります。
杉の大脳活性化効果、桧の鎮静効果、ヒバの防虫効果。
その他にも毎日の暮らしの中で身近に触れる住まいの素材だからこそ、お選びいただきたい数々の理由があるのです。
森の中のさわやかな芳香は、木が持つ精油成分「フィトンチッド」。
この独特の香りには、私たちの心や体をリフレッシュさせてくれる効果があります。我が家に居ながらにして森林浴が楽しめます。
木は、木材になっても生き続けます。湿度が高い場合は、空気中の水分を吸湿し、室内を程よい状態に保つ調湿作用があります。
これが結露を防ぎ、カビ・ダニの発生を抑えてくれます。
抗菌作用や殺菌作用をはじめとするフィトンチッドの多様な働きは、植物が自分の身を守るための防御作用。
人の体にも優しい自然の力を利用した木造りの家が、ご家族のやすらぎとくつろぎをお約束します。
100年を経ても堅牢な歴史的木造建造物は、数多く存在しています。
建材として用いる木材の十分な乾燥と、通気性に優れた家の構造などの条件を備えれば、不朽菌やシロアリの発生を抑えて家の耐久性を高め、永住の住まいが実現できます。
木は表面だけが燃焼し、その炭化層自体が酸素を遮断する防火被膜となるため、万が一火災になった場合にも鉄のように変形したりせずに、家の構造を保持する力があります。だから、一定の防火対策を施した木造住宅は高い耐火性を誇ります。
冬の公園でベンチに座る時、セメントと木のベンチではほとんどの人が木を選ぶはず。
木のベンチが温かく感じ保温効果があるからです。
熱伝導率が低いということは、それだけ表面の温度が周囲に影響されにくいということです。
自然や木の家に存在するという20~30キロヘルツの超高音域は、私たちの頭にアルファ波を発生させて、やすらぎをもたらしてくれます。また、余分な音を吸音して共鳴音を抑え、耳さわりをソフトに変えてくれるのも、木で造られた空間の特長です。
例えば、スギ材の圧縮に対する強さは鉄の約2倍、引っ張りでは約4倍を誇ります。
そして地震によって家が受ける振動エネルギーはその重さに比例するので、軽くて強い木の素材の家こそが耐震性を発揮します。柱や壁などの構造を強化してさらに安心です。
「自然素材の家」は、柱と梁で屋根を支える軸組工法。
だから他の工法に比べて設計自由度がきわめて高くなっています。お好みの家造りを実現することはもちろん、ライフスタイルの変化に合わせた増改築や補修も容易にできます。
一般に種類や耐久性などが同じランクの木材の価格は、節の有無や柾目・板目など、見た目の美しさによって決まります。
だから使用木材によって同じ品質の家を低コストに抑えることが可能になります。他工法に比べても坪当たり単価は安くなります。
木の話
幸建ホームは家の強さの基になる構造材に、ハイテク乾燥技術を導入した高品質な「かごしま高規格材」を使用しています。
山から伐採したばかりの木は、たっぷりと水分を含んでいます。そして時間を経るにしたがって収縮を起こします。伸びや縮みなどの程度は木の部分や繊維の方向で異なり、十分に乾燥させてから用いないと反りやねじれ、割れにつながります。
鹿児島工業技術センターで行われた実験では、十分に乾燥した木材ならばひび割れの程度が柱材としての強度に影響しないという結果を得ました。したがって家の耐久性にとって肝心なのはひび割れの有無よりも十分に乾燥させた木材を選ぶことです。
木を変形させるのは、材木に含まれる水分です。天日で自然乾燥させた状態ではまだ水分を40%ほど含まれています。
最先端のハイテク乾燥技術で含水率を20%以下に低減した「かごしま高規格材」は、強く変形しにくい高品質の木材へと仕上げられています。
木造軸組工法
幸健ホームの高耐久性木造住宅「自然素材の家」は、木造軸組み工法によって建てられています。木造軸組みの最大の特長は、他の木造住宅工法が壁による「面」で構成されるのに対して梁や柱などの「線」で構成される構造になっています。
この工法のメリット
- 空間デザインや間取りの自由性がきわめて高い。
- 家族構成の変化による将来の増改築も筋交いの位置を押させておけば、低予算で自由なプランが可能。補修も容易です。
- 狭い敷地や変形敷地、傾斜地、高さ制限、傾斜制限などの厳しい敷地条件をクリアしながら敷地を活かしたプランに対応できます。
構造の強さ
家は完成すると表面の仕上がりに目を向けがちですが、高耐久性木造住宅としての台風や地震に対する構造の強さを生み出す幸健ホームのテクノロジーも注目です。
さらにシロアリ対策や木造で準耐火構造※ を誇る幸健ホームの構造技術はお住まいとしての安全性に細かい配慮を随所に施しています。
※レンガ住宅の場合
鉄筋コンクリートベタ基礎(標準)
シロアリ防除の土壌処理を行った上に防湿フィルムを敷き詰め、
全面に配筋してコンクリートを打設します。
耐震性・耐久性・防湿性に優れた基礎です。
基礎パッキング工法(標準)
土台が湿気を吸収するのを防ぎ、防蟻・防腐に高い効果を発揮します。
床下換気機能を従来の1.5倍にアップしました。
維持費のかかる機器による強制換気は必要ありません。
台風や地震に威力を発揮する補助か名物(標準施工)
台風や地震による被災を防ぐため、随所に軸組み接合部を補強。
高耐久性の構造になっています。
ウッディストビーム工法(標準施工)
従来の梁間隔を半分にすることにより建物の剛性を高めています。
壁体内通気層工法(標準施工)
結露や木材の腐朽菌を防ぐため、住まいの壁を二重にして空気の湿気を放出し、
外部の水分は吸収しない特殊なシートを使用しています。
床二重貼り施工(標準施工)
1、2階とも床は断熱効果に優れた二重貼り。さらに外回り壁や天井も断熱施工しています。
省エネルギー性はもちろん、強度と耐久性も格段にアップします。
耐風陶器瓦(標準施工)
耐風性能、防水性能が厳しく求められる屋根瓦。
曲がったり、錆びたり、雨を釘穴に呼び込んだりとといった心配をなくしました。
犬走り(標準施工)
雨が家に直接跳ね返るのを防いで耐久性を強化。
シロアリの侵入も早期に確認できます。
素材へのこだわり
機密性の高い最近の住宅では結露やカビ・ダニが発生しがち。それを防ぐには室内の通気性を高めると同時に、湿度をできるだけ抑えることが肝心です。
特に床下や押入れ・納戸などには、自然素材の建材が最適です。
ムク材や珪藻土・セラミックなどの自然素材には、空気環境に合わせて湿気を安定させる自然調湿作用があります。家そのものが結露を防ぐ人に優しい健康的な住まいを実現します。
ムク材の持つ力が住まいの隅々まで活躍します。
無数の孔を持つ珪藻土が多彩な力を発揮します。
自然生まれの無公害塗料は、木の呼吸を妨げません。
沖縄産月桃紙の壁紙
