No,89 「自己実現」のための住宅
30代になると家を購入する方が増えてきます。
結婚して家族が増えていくと人生の次のステップとして「持ち家」という希望がでてくるのでしょう。
心理学者のマズローは欲求段階説というもので,人間の欲求は5段階のピラミッドのようになっていて,①「生理的欲求」から始まり②「安全を求める欲求」、③「所属と愛の欲求」、④「自尊の欲求」、⑤「自己実現の欲求」と1段階目の欲求が満たされると,1段階上の欲求を志すということを提唱しています。
持ち家欲求を考えてみると⑤「自己実現の欲求」と最上位に位置するものだと思います。昔は住宅資産を形成して一人前だと言われたりもしました。住宅を購入することで「経験」を積むことができます。そのことでさらに上のステップへと自己を成長させるきっかけも生れます。
しかし、「住宅の購入」だけが目的になってしまうことは間違いです。住宅の購入は人生の「目的」ではなく「手段」となるべきだと考えるからです。持ち家を利用して家族や親戚・友人・地域との交流が増え家族との会話や笑顔が増えたり、理想のライフスタイルを実現したり、家づくりを通して家族の絆が強くなるなど、「家族がより幸せになる」という「目的」を忘れてはいけません。決して家族が不幸になるために住宅を購入してはいけません。
住宅の購入は投資と同じですのでリスクがあることも忘れてはいけません。リスクによって家族が不幸になってしまう危険もあります。
しかし「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」という諺があるように大きな成果を上げるためには思い切った冒険を行うことも必要です。リスクを低減させるためにもしっかりとした知識やパートナーが家づくりには必要だと考えています。
今年は消費税増税前の最後のチャンスになることは間違いありません。住宅の購入を考えている方はしっかりと情報を集めて下さい。







